日本薬剤疫学会

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第22回学術総会(2016年)

会 長: 川上浩司(京都大学大学院医学研究科 薬剤疫学分野教授)

会 期:2016年11月18日(金)~20日(日)

会 場: みやこめっせ (京都市勧業館 : 京都市左京区岡崎成勝寺9-1)

テーマ: 医療リアルワールドデータ時代における疫学

   

  ・シンポジウム1:薬剤疫学におけるアウトカムリサーチ

  ・シンポジウム2:医療データベース利活用の国内基盤の最新状況

  ・シンポジウム3:医療系リアルワールドデータの利活用の実例

  ・シンポジウム4:疫学とデジタルヘルス : 自治体およびヘルスケア企業の取組

  ・シンポジウム5:生体情報から創薬へ展開する薬剤疫学

 

◆講演発表スライド(公開は終了いたしました)

日本薬剤疫学会会員と第22回学術総会参加者へはシンポジウムの発表スライドを公開いたします。閲覧方法はパスワード入力方式とします。パスワードは学会事務局にご連絡いただければお知らせいたします。  

 

【報告】


  

   平成28年11月18日から20日までの3日間に、第22回日本薬剤疫学会学術総会が京都市みやこめっせを会場として行われた。本大会のメインテーマは「医療リアルワールドデータ時代における疫学」であり、会長講演を皮切りに2つの特別講演(森和彦先生:厚生労働省、Nancy Dreyer先生:Quintiles Real-World & Late-Phase Research)、2つのランチョンセミナー(前川聡先生:滋賀医科大学医学研究科、山中寿先生:東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター)、5つのシンポジウム、7つの一般演題口演、33演題のポスター発表が18日と19日に行われ、質疑応答を含めた活発な討議がなされた。また、19日の午後にはファーマコビジランス・スペシャリスト講習会が開催された。

  20日は薬剤疫学実践セミナーが、事前申込みのあった50名の学会参加者(短期間に満員となった)を対象に開催された。前半はデータベースを用いた研究デザインに関するワークショップ・講義が行われ、後半は患者報告アウトカムに関する講演が山口拓洋先生(東北大学)と宮路天平先生(東京大学)より行われた。

  また、学会会期中の19日に京都大学大学院医学研究科薬剤疫学川上教室10周年記念式典が同会場にて行われ、参加者は72名であった。

  会期中の学会参加者は総計492名であり(薬剤疫学会会員172名、非会員266名、学生54名)、この他に報道関係者7社より取材を受けた。