日本薬剤疫学会

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第18回学術総会(2012年)

会 長:黒川 達夫(慶應義塾大学薬学部 教授)

会 場:慶應義塾大学 芝共立キャンパス

会 期:2012年11月10日(土)~11日(日)

テーマ:薬剤疫学、その発展、社会適用と未来

シンポジウム1 薬の安心・安全のための調査・研究とSS-MIX

シンポジウム2  薬剤疫学 ― その発展、社会適用と未来 ―

 【報告】


第18回学術総会は、「薬剤疫学、その発展、社会適用と未来」をメインテーマとして、慶應義塾大学芝共立キャンパスにて11月10日から11日まで2日間にわたって開催された。

総会では、シンポジウム2題と特別講演1題、教育講演1題、PVS認定制度について1題、会長講演、一般演題口頭発表21題が発表され、さまざまな立場の参加者間で活発な質疑応答と意見交換が行われた。

特別講演は俵木登美子(厚生労働省医薬食品局安全対策課長):「RMP(医薬品リスク管理計画)の展開と薬剤疫学への期待」、教育講演は飯島正文(昭和大学名誉教授):「重症薬疹(SJS/TEN/DIHS)の現状と問題点<SJSとEM majorの混同を防ぐためには>」、また 望月眞弓(慶應義塾大学薬学部教授):「日本薬剤疫学会 PVS認定制度について」が講演された。

シンポジウムは1日目に「薬の安心・安全のための調査・研究とSS-MIX」座長:久保田潔(東京大学大学院医学系研究科)、2日目に「薬剤疫学 -その発展、社会適用と未来-」座長:政田幹夫(福井大学医学部)、藤原昭雄(くすりの適正使用協議会)が行われた。

学術総会の総参加者は、260名であった。