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「薬系大学院における薬剤疫学教育に関する特別委員会」設置の趣旨

(委員長 望月 眞弓) 

 

近年、医薬品の市販前から市販後における安全性評価と対策の立案、そして実行が強く求められている。このようなファーマコビジランスの実践において、薬剤疫学は重要な学問領域であり、その教育を受けた人材養成は喫緊の課題である。薬剤疫学に携わる人材は医学部、薬学部をはじめ複数の学部で養成される可能性があるが、これまで薬学領域ではほとんど教育されてこなかった。2006年度から導入された薬学教育6年制のための「モデル・コア・カリキュラム」でも「薬剤疫学」の内容はほとんど含まれていない。このため、日本薬剤疫学会では2005年から「薬学教育と薬剤疫学TF」を設置し、北澤式文理事(当時)を中心に将来モデル・コア・カリキュラムに薬剤疫学を位置づけるべく検討を重ねてきた。そして、2010年には教材や、参考書籍・資料リストなどを完成させ、薬剤疫学会ホームページ上に公開し第一段階の目標を達成した。

 

薬剤疫学のさらなる発展には薬剤疫学的研究や教育の行える人材養成を目指し、大学院での教育を考える必要がある。そこで第二段階の目標として、薬系大学院における薬剤疫学の教育と研究について検討することが理事会で提案され認められた。

 

薬系大学院における薬剤疫学教育は、文部科学省の「薬学系人材養成のあり方に関する検討会報告書」でも言及されており、大学院博士課程の設置申請を間近にひかえ、早急に薬剤疫学会としてモデルとなるカリキュラムの提案を行いたいと考えている。(2010.05.28)

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2010年05月31日 17:19に投稿されたエントリーのページです。

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